第九話一言要約:音楽をカタカナで表現するとイミフ
用語解説「壁」術エゼルのルーン魔術。触れた位置から触れた材質の塊を壁として出現させる。
基本的に素材は周囲から均一に削り取るため、一箇所が極端に削れたりへこんだりすることは滅多にない。
意識的に素材を選択し、作中のように壁から壁を出すことも可能。
一つあたり9メートルの高さまで出せる。また、壁は前後45度まで傾けての出現もできる。
術の維持は9分間だが、延長や途中停止も選択可能。
「音」術発動条件が厳しい代わりに、イメージの現実化という途方もない効力を発揮する扱いにくい術。
発動条件は「楽器を使い」「対象者の耳に演奏を入れ」「対象者が曲によって何かイメージすること」。
演奏中しか効力は持続しないが、ルールオブナインも存在しない。
主要登場人物ギフ「音」術師。術については用語解説参照。
嫉妬深いが、それはルーンを守ることに対する反発心を打ち明けて理解できる仲間がいなかったからかもしれない。
アールヴの奏者音符をイメージした奇抜な髪型を持つ天才。
いくつかの曲を同時にリスナーの頭の中に流し込む技術力を持つ。
コラム曲目演奏された曲はそれぞれ
1.ラ・カンパネラ(ギフ)
2.ジ・エンターテイナー(アールヴの奏者)
3.ピカデリー(奏者同上、上と同時に演奏)
4.テンペスト(ギフ、第三楽章をゆったりと)
教会付近の畑が全滅教会から漏れた音楽を聴いた農夫がテンペストに巻き込まれた。
ギフは効力対象を「自分以外」と設定してしまっていたようだ。
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