序章第一話 用語解説と登場人物紹介とコラム 2010年04月15日 未分類

第一話一言要約:設定説明回

用語解説

ルーン二十四家
第一神オーディンが獲得した秘儀、ルーン文字。
老衰で死にゆく神々は、死の前に文字を永遠に残す方法として家系を作り上げた。
しかし、実際は家系と言うよりもルーン魔術器具後継者である。

ルーン魔術器具
後継者はルーンの家系として認知される。
ただし、前任者が正式に認めた場合か、後継せず息を引き取った際に最も早く手にした者に限られ、次の者へ後継するまで変更はきかない。また、一度譲り渡すと二度とルーンの者ではなくなる。
一時的に魔術を貸し与えることは出来るが、器具に刻まれた崇拝をある程度理解していないと事象が拒否する。

魔術
個人の崇拝するあらゆる事象と自由な契約を結ぶことで習得できる、便利な力。
戦闘に使用するものではなく、生活を豊かにするためのもの。
新世界では十人に一人程度が習得している。
複数を習得することもできるが、現在最も多くの事象と契約を結んでいるのはルーン二十四家の一人ベオク。
彼はエリヴァーガル十一の神器と名付ける十一の崇拝を昇華している。
ルーン二十四家ではもう一人、九の崇拝を持つ者もいるが、いずれもかなりの高齢である。
事象との契約をどのように行うのかは、修得者だけが知る。


主要登場人物

ロン
ティウ魔術導場の師範代。
「風」崇拝「友になる」契約。
序之二章で活躍する。
魔術の詳細や生い立ちなどはその際に明かされる。

ティウ
次回分かることだが、ルーン二十四家の後継者の一人。
戦いの神テュール(チュール)を表すルーン。
魔術を目覚めさせる道場的なものを開いている。
一応村長的存在。ルーン二十四家は権力が強いため、ほとんどが結構な地位についている。
ルーン魔術器具(剣)に刻まれた崇拝は「剣」。効力は後々明らかになる。
珍しく戦闘用の効力であるが、ルーン魔術であるが故の特権といえる。
本人の崇拝は「力」。引力と斥力の二つを「本来存在しない位置へ出現させる」契約。


コラム

イズーナのリンゴの木
そもそも当時、北欧人はリンゴ自体を知らなかった可能性が高い。
よって、この話は後世の詩人による後付設定だという説が有力だ。
しかし、導入に便利なので利用させてもらった。

ロンの鎌鼬
実際は、いわゆるかまいたちで物質が切れることはない。
切れるにしても、巻き上げた粉塵などがぶつかる場合だ。
その場合でも皮膚がほんの薄く切れる程度であり、ましてやドアなんかをスパスパ切れるはずもない。
おそらく単なるかまいたち現象のコントロールではないと見られる。

「風」崇拝
風なんか崇拝するかよ、と思われるかもしれないが、北欧神話の世界では世界樹ユグドラシルの頂点にいる大鷲フレースヴェルグが羽を動かすことによって世界に風が吹いているとされていた。
崇拝対象としては割とメジャーなものだ。